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2010年9月の4件の記事

木曜組曲

『木曜組曲』恩田陸(1999年) 徳間文庫

木曜組曲 (徳間文庫)

先日、友人がほうれん草のキッシュを作ってくれまして、これが感動的な美味しさでした。その友人に、なぜほうれん草のキッシュを作ろうと思ったのか訊いてみたところ、「木曜組曲の中に、ほうれん草のキッシュが出てきて、それが美味しそうで作ろうと思ったの♪」ということでした。

「木曜組曲」は、ミステリ小説なのですが、女性が5人集まって赤ワインなどを飲みながらストーリーが展開します。友人の言うとおり、登場する食べ物がどれもとても美味しそうです。

読後の感想は、「キッシュ食べたーい!赤ワイン飲みたいー!」でした(笑)

殺人事件の推理より、出てくる酒の肴のほうが読みどころかも。

恩田陸作品は、私も好きで、特に「常野物語」や「麦の海に沈む果実」あたりの初期の作品が好みです。(最近の作品は、気になりつつも読んでいません。)また読み返したくなりました。

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神去なあなあ日常

『神去なあなあ日常』三浦しをん(2009)徳間書店

神去なあなあ日常

三浦しをん氏の作品を読むのは初めてです。以前から『風が強く吹いている』のほうを読みたいな、と思っていたのですが、図書館でふと目に付いて、こちらを借りてみました。

結果、面白ーい!

~あらすじ~(↓ネタバレは極力控えているつもりです・・・。)

横浜で暮らす19歳の男の子が、進学も就職も決まらず高校を卒業しかけていたら、周りから勝手に神去村の林業見習として送り込まれてしまい、はじめは何度も脱走を企てるも、田舎暮らしや林業に次第に溶け込んでいき、恋もし、という青春小説でした。

クライマックスの祭りのシーンにはぐいぐい引き込まれましたし、読後感は、とっても爽やかです。猛暑も終わり、秋風が吹き始めるなか、爽やかな青春ものを読めてよかったです。

三浦氏の筆からは、温かいものを感じました。登場する人間の心根は皆、温かく、私の好きなタイプでした。

『風が強く吹いている』も青春小説のようですから、次に読んでみようと思います。(『神去~』を返却に行く帰りに書店で購入しました♪)

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おなかの赤ちゃんとおしゃべりしよう

『おなかの赤ちゃんとおしゃべりしよう』森本義晴(2008年)PHP研究所

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おなかの赤ちゃんとおしゃべりしよう

この1冊は、今年の5月に出産したばかりの友人にいただきまして、妊娠4~5ヵ月の頃に熟読しました。

一言でいうならば、「胎談」のすすめです。おなかの赤ちゃんに話しかけながら日々を過ごすと、穏やかな育てやすい子になる、ということが主旨です。具体的には、「おはよー。今日はいい天気ね~」「きれいなお花ね~」などです。

なかでも、出産日の打ち合わせをするとその日にちゃんと産まれてきた、という事例が紹介されてありまして、それには驚きました。半信半疑ですが、私は土日で産まれてきてほしいので、毎日「今日は○曜日よ~」と話しかけてみています。

結果やいかに(笑)

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100万回生きたねこ

『100万回生きたねこ』佐野洋子(1977年)講談社

100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))

出産を間近に控えて、気になるのは絵本です。

私の「求む絵本情報!」というアンテナにひっかかったのは、この1冊でした。

8月の読書会にご参加いただいた本の目利きさんが紹介してくださった『ぼくらの頭脳の鍛え方』のなかで、知の巨人・立花隆氏が数々の教養書とともに取り上げられていました。俄然、興味が湧きまして、手に取りました。

読んでみると、独特の世界観にぐいぐい引き込まれ、何とも言えない読後感を味わいました。この絵本の中には、ほんとうに大切な何かがあるように思います。子どもがどう感じるか、とても楽しみです。

『ぼくらの頭脳の鍛え方』著者:立花 隆・佐藤 優(2009年)文春新書

ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)

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