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2010年3月の4件の記事

13日間で「名文」を書けるようになる方法

13日間で「名文」を書けるようになる方法 著者:高橋源一郎(2009年9月)朝日新聞出版

13日間で「名文」を書けるようになる方法

3月21日の「初めての読書会@福岡」で私がプレゼンした1冊です。読書会では、2分間で概要を説明する、というルールなのですが、2分では説明し尽くせませんでしたので(笑)、ちょっと補足をcoldsweats01

この1冊は、明治学院大学での、全13回の「言語表現法講義」が書籍化されたものです。

学生に名文を読ませて考えさせる、という内容の講義で、名文を読ませた後、先生が解説するのではなく、毎回毎回、先生と学生との真摯な対話が繰り広げられます。

取り上げられる名文は、思想家スーザンソンタグの文章や、憲法前文とカフカ、しょこたんのブログなどで、その名文を読むだけでも感動しますが、もっとも感動したのは、名文を書くには、小手先のテクニックではなく、本当に大切なことは何なのかということを考えることが大切だ、ということに気づかされたことです。

このことは、当たり前といえば、当たり前なのですが、他の文章術ものにはない「何か」が、この1冊にはありました。文章術もので、感動するということはめったにないことなので、ちょっと面白い1冊だと思います。

その「何か」なのですが、ふと思い浮かんだのが、村上春樹氏の「エルサレムスピーチ」です。

」=システム、国家など巨大なもの。「」=個人。壁にぶつかると割れてしまう脆い存在。という比喩を使って、氏は小説を書く理由をこう述べていました。

小説を書く理由はひとつしかない。個人の魂の尊厳を浮き彫りにし、そこに光を当てることです。私は個々の人間の魂のかけがえのなさを明らかにしようと試み続けます。私たちは壊れやすい卵です。高くそびえる堅固な壁と、それにぶつかって割れる卵があったとしたら、わたしは常に卵の側に立ちます。

かなり強引に要約しましたが、こんなことをスピーチされていたと理解しています。(ちょっと違っていたらごめんなさい・・・。)

このスピーチは、すごい名文だと思うのです。2009年の春頃のスピーチですが、これを聞いて以来、常に頭の片隅にあって、ふと思い出すことがしばしばです。

いい文章を書きたいのであれば、名文に触れて、窓の外の桜でも見ながら、「何か」考えるということが大切なのかな、と思います。

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またまた読書会に参加しました♪

2010年3月11日19時~@カフェドアッシュ(今泉)

またまた読書会に参加してきました!最近、読書会三昧ですhappy01

今回の読書会の主催者は、素敵な女性で、以前、読書会を開催されていたそうですが、ちょっと休会されていて、今日、再開されました。

参加者は9名で、1名以外は全員初対面でした。男女比1:1。

まずはおいしい紅茶orコーヒーをいただきながら、ひとり5分間の持ち時間で、持ち寄った本をプレゼンしました。5分×9名ですから、約45分間、他人のお話を聴いているのですが、次は自分の番になる!という緊張感と、LIVEで話し合う臨場感から、あっという間に時間が過ぎました。

小説を紹介する人、株の本を紹介する人(しかも「イベント投資」!)、斎藤孝の本、などなどジャンルは様々でした。参加者の業種も様々でしたしね。

一巡後は、食事happy01サラダとパスタ、ピザでした。パスタとピザは、それぞれ5種類くらい、いろいろな味をちょこっとずつ楽しみました。お腹いっぱい大満足です~!

プレゼン後、ゆっくり食事をしながら語り合うスタイルもいいですね!私もいつか、お食事読書会をしてみよう♪と思いました。

それから、カフェドアッシュには、ギャラリーがあったのですが、ここは、3月14日から、大人のためのインテリアセレクトショップに変わるそうです。ここのオーナーさんは、実は本業がインテリアコーディネーター。彼女の確かな審美眼で厳選されたモノが見れるようになるなんて、とても楽しみですshine

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杉本貴志のデザイン 発想発酵

杉本貴志のデザイン 発想|発酵 著者:杉本貴志(2010年1月)TOTO出版
杉本貴志のデザイン 発想|発酵

インテリアデザイナー杉本貴志氏の作品集と旅行記+対談。対談相手は、今をときめく空間デザイナー吉岡徳仁氏など。

一昨日(3月5日金曜日)、都久志会館でTOTO出版20周年記念として開催された杉本氏の講演会に、旦那に連れられて出かけまして、その際に購入した1冊です。サインも貰いましたshine

杉本氏の作品旅先の写真をたくさん見せていただきました。

杉本氏の代表的な作品は、無印良品の青山1号店の店舗デザインなのですが、あの空気感を創った際のお話が詳しく聴けました。

福岡では、博多のGRAND HYATTのレストランフロアが氏の作品だそうです。確かに、かっこいい空間ですよね。これを足がかりに、SOULのHYATTのBarや、世界各地のホテルを多数手がけられたそうで、どれもこれも実際に行ってみたいと強く思いました。陶器や古い道具の欠片が、壁や床材に埋め込んであったり、そのアジア的空気感漂う空間を実際に身を置いて5感で味わってみたいです!ほかにも、鹿児島の温泉旅館が、とても素晴らしくて、次の旅行は、鹿児島に決まりです♪

講演の中で、文化とは?デザインとは?ということについて、たびたび言及されていらっしゃいまして、

文化とは、「ひだ」のようなものである。決して「かっこいいもの」ではない。「違う」ということが大切である。日本文化の神髄は古事記に出てくるにある。「振り向けば花も緑もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ」ここに、日本の詩的価値の神髄がある。

デザインとは未来は良くなるというビジョンを示すものである。デザインには、未来を良くすることを加速されるパワーがある

このように語っていらっしゃいました。

デザインというテーマは、なぜか前からずっと魅かれ続けているテーマです。この講演を聴いて、私はデザインの持つ「未来感」と「未来への希望感」が好きなんだ!ということに気付きました。例えば、身の周りの道具(食器とか文房具とか家電とか)が素敵なデザインだったら、新しさにワクワクするし、これからはこうだよな、とNEXT感を感じます。これが私がデザインの美しいものに魅かれる理由かもしれない。そんなことを思いました。

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強運を呼び込む51の法則

強運を呼び込む51の法則 著者:本田 健(2009年12月)大和書房
強運を呼び込む51の法則

なんだか最近、私、運がいいんです。強運に恵まれたな~、と思う出来事がよく起こりますshine例えば、

  • 読書会を主催することにしたとたん、「勉強会読書会主催者の会」に入れた!
  • 読書会の進行役をうまく出来るようになりたいと思っていたら、大学院での「ファシリテーション演習」の講義資料を見せてもらえてた!
  • ネイルの予約に行ったら、ハーブティーを一箱もらえた!
  • 最近ゆっくりレストランに行ってないな、そろそろ出かけたいなと思ってたら、旦那が5000円相当のお食事券を2枚もらってきた!
  • ぷらっとギャラリーに行ったら、作家さん本人がいて、直接お話をうかがえた!(安藤雅信氏ですよ!)

まだまだいろいろとありますshine

なんでこんなに運がいいんだろ?と思っていたときに、この1冊の中に答えがありました♪

それは、「動く」ということです。ちょこっと引用しますと、「運は、動きの中にしか起きません。運が悪い人は、たいてい動きがなく、停滞している人です。だから運気アップのためには、動きをつくることです。たとえば、体を動かすのもいいでしょう。良い映画を見て心を動かすのもありです。散歩したり、旅行に出たり、人に会ったり、人生にリズムをつくるのです。

確かに、最近、動きました。以前の自分と比べると、かなり動きました。知らない人とも積極的にどんどん会って名刺交換したり、読書会開催に向けて、すごく動きました。これからも、まだまだ動く予定です。

いつもと違う行動を取ることには、エネルギーが要りますが、その分、新しい世界が拡がって、よかったなと思うばかりで、後悔することはありません。

ずっと強運でいたいので、フットワーク軽く、動き続けようと思いますhappy01

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