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2009年11月の7件の記事

小川洋子対話集

『小川洋子対話集』小川洋子(2007年)幻冬舎

小川洋子対話集

図書館をウロウロしていたら、目について、目次を見ると、対談相手に、岸本佐知子さん、柴田元幸さんの名前があったので、これは!と思い、借りて読みました。

岸本さんとの対談は、案の定、自虐ネタばかりで、くつくつ笑えました。小川氏もネガティブ思考らしく、ふたりでネガティブ自慢をし合いながらも、大人の女性同士の余裕たっぷりな会話でした。ますます両氏が好きになりました。

柴田さんとの対談では、小川さんの作品を柴田さんが英語に翻訳したという縁があるようでした。柴田さんが日本語から英訳に訳したのは、小川さんの『ギブスを売る人』という短編で、ハワイの文芸誌から「なんでもいいから好きなものを一本訳していいよ」と言われて、まず浮かんだのが小川さんだったそう。いいなー。柴田さんに選ばれるなんて、ほかの作家さんから、かなり羨まれているはず!

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TOKYO BASIC

『TOKYO BASIC』菊池京子(2009年10月)小学館

菊池京子のTOKYOBASIC

人気スタイリスト菊池京子によるファッションバイブル。

ファッション誌でさえ、めったに買いませんが、書店でパラリラしてみて、!!、このスタイリング、超好み~!私のなりたいイメージはこれだわ!!とピンときまして、この1冊を参考に服を選ぶべく、まじまじと眺めていますshine

ベーシックアイテムとして、白シャツ、黒のテーラードジャケット、トレンチコート、タートルニット、黒パンツなどなどが紹介されていましたが、どれも素敵でした。

とくに黒パンツは、私も愛用しているセオリーのもので、文句なしにかっこいいスタイリングが数パターンありました。アクセサリーやベルトが、ほんのひとさじ加わるだけで垢抜けますね!セオリーの黒パンツは、私も本当に好きで、ライン良し、着心地良し、しわにならないから扱い易いし、お値段に見合う価値が十分あると思っています。菊池さんもセオリーの黒パンツに対しては「私の原点。出会えたことに感謝。」とまで語っておられました。

菊池さんの目指すスタイル「さりげなく漂う品のよさ」「大人の女性の女らしさ」に激しく共感!私も目指しま~すshine

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一箱古本市の歩き方

『一箱古本市の歩き方』南陀楼綾繁(2009年11月)光文社新書

一箱古本市の歩きかた (光文社新書)

先日参加した本のイベント「ブックオカ」の「一箱古本市」。ものすごくラッキーなことに、私が出した箱の隣は、この本の著者ミスター一箱古本市こと南陀楼綾繁氏でした!

そのときに、南陀楼氏と「こんど本を出しますんでよろしく!」「はいー!絶対買って読みますね♪」という会話をしたので、楽しみに発売日を待っていました。

17日にはジュンク堂1Fに並んでいたので、飛びついて購入♪

東京での一箱古本市のはじまりから、全国への拡がりが丁寧にまとめられていました。

私がいちばん楽しみにしていた福岡のブックオカについても詳細に記してありまして、実行委員のキーパーソン大井氏(ブックスキューブリック)・藤村氏(石風社)のことも、あれこれ知れたし、名脇役の気象予報士吉竹さんのことも、いい味でした。

名古屋では、「名古屋でもブックオカみたいなイベントがやりたい!」ということで始まったようで、福岡のブックオカはレベルが高いのかもしれません。

ブックイベントの状況が知れることが、もちろん一番のポイントですが、「能動的な読者」という指摘が、かなりツボでした。(引用)「これまでは一方的に出版社や知識人が新しい思想や著者を供給し、読者がそれを享受するという一方的な関係。いまは、もっと複雑で、ブログでどう読んだかという感想だけでなく、どうやって手に入れたか、誰が編集・デザインしたのか、どんなものを求めているのかを発信し、多くの人と語りあったり情報を提供しあっている。単に読んだり買ったりするだけではなく、本と遊んでいるのだ。」

どうやら私は「能動的な読者」のようです。

ほぼ毎日書店に寄るし、読んだ本はブログにUPして、他者の読書ブログでどう評されているかをよく見ます。作家本人の著作に込めた思いだけでなく、編集者の思いや装丁家の情報まで知れると心が躍る。友人と本を薦めあうし、ついには道行く他人にも本を薦めるべく、一箱古本市に参加しました。かなり本で遊んでいます。

もともと本を読むことは大好きでしたが、読書日記ブログを初めてからは、本の読みっぷりが加速しました。アウトプット前提で読み始めると、読み方に深みが増したように思うし、記事にコメントをもらうとかなり嬉しい。さらに、私のエントリーを見て、その本を実際に読んでもらえると、本当に嬉しい。そして、飛び上がって喜んだことが「著者本人からのコメント」です。ブログをやっていて良かったと心底思いました。とても楽しいので、読書日記はやめられません♪

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「お通し」はなぜ必ず出るのか

『「お通し」はなぜ必ず出るのか ビジネスは飲食店に学べ』子安大輔(2009年5月)新潮新書

「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)

飲食業について、現在の状況・これからの方向性がすっきり解る良書でした。外食という行為は、どんな人にとっても非常に身近な行為なので、読んでおいて損はないと思います。

この本を読んだきっかけは、J-WAVEの「TOKYO MORNIG RADIO POWER YOUR MORNING」です。この番組は、いつもPodcast でipodに落として通勤時に聴いていまして、週がわりで、起業家・文化人など各界で活躍する旬なゲストから、ビジネス書的な話が聴けるので、かなりお気に入りです(ナビゲーター;別所哲也氏)。ビジネス書を出版しているゲストが多いので、興味を持ったゲストの本はつい読んでしまいます。(4月には福岡ハカセもゲスト出演されました♪)

子安大輔氏については、まったく知りませんでしたが、たいへん魅力的な方でした。東大経済学部卒、博報堂マーケティング部門にて食品・飲料などの戦略立案にかかわる。というマーケティングのド真ん中なエリートさん。その後、独立して、飲食業プロデュース会社を設立。レストランビジネスの学校も運営されているそうです。番組を聴いていて、上品な語り口が好印象だったのですが、本を読んでさらに好感度が高まりました。子安さん、要チェックです!

~備忘メモ~

2007年の市場規模。飲食業24兆円!!自動車業17兆円。コンビニ7兆円。書籍雑誌2兆円。

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訳者解説

『訳者解説 新教養主義宣言リターンズ』山形浩生(2009年11月)バジリコ

訳者解説 -新教養主義宣言リターンズ- (木星叢書)

人気翻訳家・山形浩生氏による翻訳書につけられた「解説」のみをまとめた1冊。

先日訪れた「松丸本舗」で、松岡正剛氏が書物の市況を掲示する「本相」コーナーの一番うえに掲示されていて、「こんな形もあり!」とプッシュされていまして、帯の「教養をバージョンアップ!」とのコピーにもグッときまして、帰福後、らったった♪と購入しました。

1.「人間理解」のバージョンアップ、2.データが読めなきゃ構造は見えない、3.新世紀のアーキテクチャ、の3つの章で全14冊の解説から成っております。

主な論点は、自由について、意識とは何か、地球環境、数学、インターネット。

ここ最近、気になってしかたないキーワードばかりだったので、ものすごく面白すぎました。

哲学的で小難しいテーマばかりなのですが、文体が口語体なので、山形氏がしゃべるのを聴いているような感覚で読めました。

翻訳本のほうも、これもあれも読んでみたくなりました。前から気になっていた、『誘惑される意志』が、山形さんの翻訳だったことがわかったので、まずはこのあたりからかな。

それにしても、ほとんどの本の表紙で、著者よりも山形さんの名前のほうが大きなフォントだというのも、数少ない訳者売れする翻訳者ならではですね。

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日経ビジネスAssocie

『日経ビジネスAssocie 2009年11月3日号』

Cover

手帳問題がようやく解決しました。

齋藤孝先生の『「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術』を読んで以来、来年の手帳は齋藤先生と同じ能率手帳にしよう!と思ったのですが、丸善で実物を見たら、オヤジ仕様でちっとも可愛くなく、「時間軸の30分ごとのポチ」と右ページの「ホワイトスペース」には、ものすごく魅かれるのですが、デザイン面で、どうしても躊躇してしまうものだったのです。

それで、美しい手帳と能率手帳のどちらも楽しむにはどうしたらいいだろうか?と真剣に考え、プライベートな予定や日々の気づき、読書記録マインドマップを書き込む母艦手帳を美しい手帳にして、仕事の予定や会議メモを書き込むサブ手帳を齋藤先生と同じものにしよう!という結論に達しました。

私にとって、デザインの美しさということは、とても大切で、これがないと愛を持って接することができないのです・・・。

そういうわけで、美しい手帳を真剣に探しつづけていたのですが、見つけました!それは東京にありました。偶然オサレ文具の「DELFONICS」の直営店を通りがかって、一目で決めましたshine手帳カバーは、ネイビーのナイロンなのですが、ポーチが付いていて、普段、DMやチケット、受講証など挟むものが多い私にとっては素晴らしい機能でした!ポーチの蓋部分は、ブラウンのビニールレザー。理想は本革ですが、本革だと厚さが出てしまうので、そこはよしとします。ネイビー×ブラウン。素敵です♪手帳本体は、月間プロック、週間レフト式で、右ページはホワイトスペースではなかったけれど、薄め横罫線は、さして気にならず、線を無視して書き込めそうです。使われているフォントもスッキリとしていて、マル!

ところで、この手帳活用特集号は、手帳達人たちのTIPSが載っていて、かなり楽しめました。東京から帰る機内で読んだのですが、爆睡予定が、眠らず読み耽りました!みなさん、独自の使い方をされていましたが、達人たちの最終到着地は、「自作リフィル」というところに落ち着いてしまうようです。「ロジックツリー」「マンダラート」を自作リフィルにして手帳を思考ツールにしていたり、朝時間だけ別シートを貼り付けていたり、参考になること多数でした♪

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一箱古本市

「一箱古本市inけやき通り」2009年10月31日(快晴sun

ブックオカのイベント「一箱古本市」に出店しました。けやき通りに並ぶ店の軒先を借りて行う青空古本市。このイベントは、今年で4年目になるそうですが、私は初出店。屋号は「パンダ書店」(旦那と大の本好きの友人を巻き添えにして、3人で参加してきました。)

私に割り当てられた場所は、福岡銀行前。バス停もあって、けやき通りの入口に近いので、人通りも多く、いいポジションでした。が、福銀には軒がなくて、直射日光ジリジリの過酷な環境で、開店前には、すでに汗だく・・・。12時過ぎに、いったん日陰になったものの、2時くらいから、こんどは西日にやられて、見かねた実行委員の方が、急きょ近くの整骨院と交渉してくれて、ようやく涼しい軒のある場所に移動させてもらいました。ラスト1時間でしたが、ぜんぜん違いました。

たいした準備もせず、スーツケースに不要の本を詰めて、値札代わりに付箋を用意して、あとは電卓と釣銭少々、というだけで参加してしまいましたが、こんな準備不足が悔やまれるほど、参加者は皆、個性あふれるスリップ(本の間に挟む値段とタイトルが書いてあるしおりみたいな紙)や、看板などを作り込んでいて、中には、紙の手造りブックカバーまで用意していたり、みなさん用意周到でした。

私たちが持っていった本は、新刊(外れ)ビジネス書だったり、文庫本、ハードカバーの小説、BRUTUS、などなどノンジャンルでした。とにかく、いらない本なので、100円か200円の値付け。高くても村上龍のハードカバーを500円で。ところが、思った以上に売れて、2000円くらい売れればいいよね、と思っていたのに、37点も売れて、6250円の売上を稼ぎ出しました!BRUTUSは、最近のものは、読んだらだいたい捨てていたのですが、20代~30代の男子に食いつきが良くて、手に取った人は即お買い上げくださいました。

何が楽しかったかというと、お客さんとの会話です。手に取ってくださった本について、お客さんと「この本、お勧めです。なぜなら~~。」とか話ができることが、本当に楽しかった。マニアックな本を置いていると、誰も手にしないかと思いきや、2人くらいは、「あ!これ!」と気付いてくれて、話が盛りあがったり♪本が好きな人、あるジャンルのマニアというのは、実はたくさん生息していて、面白いですね。

それから、今回、すばらしくラッキーなことに、私の左隣の箱の方が、なんと『一箱古本市の歩き方』という著書を11月17日に光文社新書から上梓されるプロだったのです!!東京の「不忍ブックストリート」という場所で、一箱古本市をはじめた、一箱古本市の父・南陀楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)さんでした!!横目でプロの仕事を覗けるという、超ラッキーなポジションでした。南陀楼さんの箱の中は、素敵な本が、素敵に並べてありました。テーマがあるようで、太宰治の『人間失格』の横に、誰の著作か忘れてしまったけど『人間合格』が並べてあったり、タイトルを見ているだけでも楽しいという、そんなプロな品揃えでした。11時の開店前から、じゃんじゃん売れていました。そして、南陀楼さんに挨拶に来る関係者がひっきりなしでした。

さらに、ラッキーポイントその2!私の右隣は、「活版トラベル」という女性2人組みで、Arneとかnidとか生活系ハンドメイド系の可愛らしい箱の方でした。看板やブックカバーを作り込んでいたり、独自の世界が完成されていて、とても素敵でした。そしたら、案の定、17時からの表彰式で、ブックオカ賞?(タイトル忘れた・・・たぶんそんな感じの賞)と南陀楼綾繁賞をダブル受賞されていました。

そんなふうに、プロの出品者と受賞出品者の間に挟まれたド素人出品者な私たちでしたが、いろいろと学びましたので、来年は、最低限スリップは作り込んで臨もう思います!

授賞式後の懇親会(会場;ヌワラエリヤ)にも参加しました。懇親会では、いろんな出品者の方々とゆっくりビールやワインを飲みながら話ができました。みんな本好きなので、本談義で大盛り上がりでした。単なる本好きというだけではなくて、「ライターです。新聞に書評を載せています」とか「古書店店主です」「書店員です」とか、本の関係者が多かった。たまたま先週、東京旅行で立ち寄った「丸善丸の内本店」の書店員さんもいて、「松丸本舗」の感想を伝えると、あの棚の商品管理の謎に答えてくれたり、実に楽しい会話を交わすことができました。

すっかり味をしめた私たちは、来年は今年の反省を踏まえて、準備万端で参加することを固く誓いあい、1年がかりで戦略を練りましょう!ということで解散しました。

それと、このことも書かなくては!15時頃、友達が、手作りマドレーヌを差し入れに遊びにきてくれて、これがつやつやジューシーでとてもおいしく、疲れた頃に甘いものを持ってきてくれる心遣いに大感謝でしたheart01ありがとうね!

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