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脳のなかの水分子

『脳のなかの水分子 意識が創られるとき』中田力(2006年)紀伊国屋書店

脳のなかの水分子―意識が創られるとき

松岡正剛氏の千夜千冊で紹介されていて、潜在意識と名のつくものなら、何でも気になって読んでいるなかで、「意識は脳の中の水から生まれる」という仮説に、激しく興味を持ちました。科学書というよりは、エッセイ風だったので、なにやら理解できないかもしれないけど、読んでみました。

ヒトはこころを持つ。でも、どうして?

このシンプルな問いに対する答えのヒントを、ポーリングの残した論文「意識に作用する全身麻酔薬の効果が水分子と密接な関係にある」から見出した著者は、脳神経学と物理学から追い続けます。「脳の中の水が脳機能と結びついている」という仮説に至るも、危ない科学との汚名が・・・。

それでも、科学者は、それが読まれると読まれないかとは無関係に、自分の仕事を活字にしておかなければならない義務がある。活字にしておけば、誰かの何かの発見に結びつくかもしれないから。というわけで、この1冊が世に出されたようです。

それにしても、私は意識・無意識が無性に気になる。フォトリーディングで無意識層に本の内容を送り込む、という、?なことをやったからだろうと思います。そんなことが出来るのか出来ないのか、なんらかの答えを探しているわけです。この1冊を読んだら、科学者たちでさえ「意識」の科学的定義が出来ないのに、わたくしが答えに至ることなんて到底無理な気がしました…。

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01.読書」カテゴリの記事

コメント

松岡さんのブログってとても魅力的なんですが、紹介されてる本のレベルが高くって、なんとなく手にとるまではいかなかったんですが、pandaさんは読んだんですね。この本は表紙も気になるし作者も気になるので私もいつか読んでみようかと思います。「無意識」ということも気になります!

投稿: ばんびっこ | 2009年9月12日 (土) 17時36分

そうですよね!松岡さんの紹介される本は、重量級ですよね。でも、そういう本を軽々読めるようになりたいと思います!それが私の思う贅沢ということです。
この本は、装丁も美しくて、意識について科学者が一生をかけて追及しています。その情熱に触れただけでも、価値ある読書体験となりました。
オススメです!

投稿: panda | 2009年9月13日 (日) 05時59分

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