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チギレグモノ、ソラノシタ

『チギレグモノ、ソラノシタ』石井裕之(2009年8月)小学館

チギレグモノ、ソラノシタ

連作短編小説。

心の悩みを抱えた主人公が、謎の老紳士との会話を通して、問題を克服していく、というストーリーが7話。小説という形式を使った、心理療法のケーススタディでした。

短いし、単純なストーリーなので、小学生でも読めます。というのも、石井さん自身が、小学生のときに、小学生でもわかるようなものが欲しかったそうで、無かったから、大人の本をよくわからないと思いながら読んでいたそう。なので、子供のころの自分と同じような思いをしている人に読んで欲しいようです。

石井さんの考え方の総復習的で、石井さんらしさが瑞々しく表現されていました。

言葉で何かを表現するときに、単語ひとつや、短い文章による定義で説明しても、なかなか伝わりにくいけれども、物語を通すと、状況・情景を含めて伝わっていくので、かなり正確に考え方や想いまで伝えることができますよね。石井さんの著作をほとんど全部読みましたが、最後にこれを読んで、日常レベルでの使い方まで理解したような気がします。誰かの考え方が「浸みる」という感覚を味わいました。

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