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脱「ひとり勝ち」文明論

『脱「ひとり勝ち」文明論』清水浩(2009年6月)ミシマ社

脱「ひとり勝ち」文明論

小飼弾氏の書評をみて、どうしても読みたくてたまらなくなり、発売初日に購入&読んだ本♪

未来のクルマ「電気自動車エリーカ」開発者の語る、明るい未来。石油の枯渇、温暖化、人口爆発etcで、世界はどんどん悪くなると悲観していたけれども、読了後、あっさりと、明るい希望を持てました。たった1冊の読書で、これほど将来に対する考えが180度転換するなんて、この本の持つ威力はすさまじいものがあります。

太陽電池+電気自動車→21世紀型文明=脱ひとり勝ち文明shine

「太陽電池の普及は、貧困をなくしてくれる。地球の地表面積の1.5%に太陽電池パネルを貼れば、世界中の70億人がアメリカ人と同じくらいの裕福なエネルギーを使えるようになる。」との主張に、かなりときめきました。化石燃料の「ひとり勝ち」の世界=先進国の「ひとり勝ち」の世界は、もう捨てて、勝ち負けということを価値基準とはせずに、世界全体で豊かになりましょうよ、という主張。大賛成です!!

CO2の排出目標などを決めるよりも、根本的に排出しないように世界を変えていくほうが建設的な議論ですよね。ただ、古い技術が新しい技術に変化するには、いいとわかっていても変化できない「イノベーションのジレンマ」という問題があって、この話は我が家の本棚に積読本として積まれたままだったので、読まなくては!スイッチが入りました。

要するに、エネルギー革命の話だったのですが、私の勤務先って、そういえば電力会社のグループだったことに、はたと気付きました。人材派遣会社なので、直接は関係ありませんが、なんだかエネルギーについてイヤでも考えさせられるという不思議さも感じたのでした。

それから、出版社のミシマ社について。ここ、かなり好みです!装丁がクロス調の紙にタイトルなどの印字がグリーンのキラキラ。イラストもゆるくてかわいい。本編の文字のフォントも、なんというフォントなんだろう?微妙な線なんだけど、かわいい!電通の環境問題を研究している人もかかわっているみたいだし、編集者さんの人脈も、なんだか素敵そう。この出版社は、要マークです♪

この1冊は、かなりのスゴ本だと思います。

そうそう、建築様式についてもエピソードあり。未来の建築様式を考える際の、いいヒントにもなりますね。屋根には、もちろん太陽光発電設備をとりつけることが必須!

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01.読書」カテゴリの記事

コメント

面白かったです~ありがとうございました♪
「もしかしたら未来は明るい?いや明るくしよう!」とおもえる内容でしたね。私も「イノベーションの~」読みたーい!と思いました。それと、「新しい技術が古い技術にとってかわるのに7年」「日本型軟着陸」のくだりがとてもわくわく感がありました。
いままで「車なんて要らない」と思ってたけど、電気自動車ならほしい!と思えました。この1年で日本では一気にエコカー普及するでしょうし(実際エコカーじゃないと売れてないですね?)。地球に希望が見えてきました(^^)

投稿: ばんびっこ | 2009年6月13日 (土) 10時43分

お返事遅くなりました(^-^;
楽しんでいただけたようで何よりです♪
電気自動車の動向については、これから要チェックですね!

投稿: panda | 2009年6月15日 (月) 12時57分

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