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貧困大国アメリカ

『ルポ貧困大国アメリカ』堤未果(2008年1月)岩波新書

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

経済大国アメリカのダークサイド。光が強い分、影も濃い。最近、成功法則系をたくさん読んでいますが、真逆の話を読むことで、ある意味、バランスをとってみました。

堤さんのルポは、感情的に煽るような文体ではなくて、かなり読み易かったです。(新書大賞2009で大賞受賞!)

医療費で破産する中間層の話は、マイケルムーア監督の「シッコ」の世界と同じ。この1冊で、「シッコ」の続編を、肥満編・難民編・若者編・軍事編の5本立てで見たような読後感を持ちました。明日の日本もこうなるかもしれないと思うと、背筋が寒くなります。

過剰な市場原理主義のパワーは、あまりにも強すぎて、あっという間に呑み込まれてしまう。「市場の失敗」を、ちゃんと見なくてはいけない。何が起きているのかを正確に知って、正しく判断・選択できる人でありたい。

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