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週刊ブックレビュー 外山滋比古さん

NHK週刊ブックレビュー 特集:外山滋比古『日本語の作法』

日本語の作法

今朝はTVの前に釘付けでした。しゃべる外山さんが見れたのです♪

1923年生まれの外山博士は、86歳!!お元気そうで何より。

ことば遣いを「まんじゅう型」と「どらやき型」に分けて語っていらっしゃいました。「まんじゅう型」は縦の関係が強くて、年配の世代にも通じるもの。「どらやき型」は横の関係が強くて、若い世代の横のつながりのなかでしか通じないもの。今は、だんだん「どらやき型」へ移行しつつある。

たとえば、「~ください」。まんじゅう型では、「~ください。」は命令形で目上の人には使わない言葉であったが、「どらやき型」での間では、十分丁寧な言葉と認識されていて、目上の人にも抵抗なく使う。それが、悪いということではなくて、文化の継承という観点から、元来はそういうふうには使っていなかったのだよ、ということを「まんじゅう」が「どらやき」に教えてあげなくてはならない、との思いから、この本を執筆されたとのことでした。

「KY」など「どらやき型」の人々がつかう言葉について。「KY」という言葉そのものは仲間うちにしか通じない乱暴なものなので、いい言葉ではないと思うけれども、「空気を読みとる」ということは元来「まんじゅう型」でやっていたこと。話す相手や、そのときの場に合わせて想像力を働かせて話さないといけないということに「どらやき」が気づいたから「KY」という言葉ができた。「KY」という言葉がうまれた背景は、「どらやき型」にはなかった非常に新しい動きである。

「ユーモア」について。日本人はユーモアが苦手だけど、どらやき型はまんじゅう型より断然得意。イギリスを例に上品な笑いの入ったことば遣いができるよう心がけていきたい、と締めていらっしゃいました。

児玉清さんの上品な司会っぷりも素敵でした。

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