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荒野

『荒野』桜庭一樹(2008年)文芸春秋

荒野

主人公「山野内荒野」の12歳から16歳までを描いた、かわいらしい恋愛小説。うさぎ型のおまんじゅう「うさまん」、初めてつけるブラジャー、セーラー服など女の子らしい要素がキラキラとちりばめられていて、とにかくキュートでしたが、桜庭さんらしく、かわいい要素だけではなくて、女癖の悪い父親とか、大人たちの世界を少女の目線から垣間見る描写が、単なるジュニア文庫とは一線を画する読み応えでした。

桜庭さんが、中学生を主人公にと考えたとき、そのころ大好きだった吉野朔実さんの漫画『少年は荒野をめざす』を思いだして、主人公の名前は「荒野」がぴったりだ、と思ったそう。この本は友人からの借り本ですが、この漫画もセットで貸していただきました。ありがとうございます。おかげ様でセット読みが出来て、より楽しめました♪

読みながら、脳内イメージが岩井俊二の映画のようでした。蒼井優が16歳だったころに時間を戻せれば、ぜひ蒼井優で撮ってほしい!

自分が中学生だった頃も、そういえば同じように狭い世界でジタバタと生きていました。懐かしいような、恥ずかしいような、こそばゆい感情を思い出しました。

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