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ハイコンセプト

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』ダニエル・ピンク 訳;大前研一(2005) 三笠書房

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ものすごくマインドマップ的な内容でした。マインドマップ講座で学んだことすべてが、いかにこれからの時代に重要かということが、しっかりと説明されてありました。私にはそう読めました。素晴らしいタイミングで、読むべくして読みました。

マインドマップを浅く理解していたときには分からなかったけど、この本を読んで、マインドマップがいかに「ハイ・コンセプト」なツールであるかということに気づくことができましたflair

「ハイ・コンセプト」
・パターンやチャンスを見いだす力
・芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
・人を納得させる能力
・一見ばらばらな概念を組み合わせ新しいものを生み出す能力

著者は、ハイコンセプトな能力は、左脳だけでなく、右脳的な特質が重要な要素となってくる、右脳的な能力を伸ばすためには次の6つのセンスを身につける必要があると説いています。

~6つのセンス~
1「デザイン」・・・機能だけではなく「デザイン」が、商品の価値を高める重要な要素となっている。
2「物語」・・・議論よりは「物語」が人々を動かすことができる。
3「調和」・・・個別よりは「全体の調和」が求められる時代だ。
4「共感」・・・論理でなく「共感」が、人を動かし、人間関係を築く。他人を思いやる能力が求められる。
5「遊び心」・・・まじめだけでなく「遊び心」、すなわち、笑い、快活さ、娯楽、ユーモアが仕事にも人生にも必要となってくる。
6「生きがい」・・・モノよりも「生きがい」こそが物質世界での苦しみから解放してくれる。

これら6つのセンスを磨く方法については、勝間本のように、具体的なトレーニング法、参考文献、参考WEBサイトの紹介がありましたが、マインドマップを描くことによって思考を拡げていくことも、とても有効だと思います。

私は、○×式で答えのある問題を解く「左脳主導思考」の教育を受けてきて、それが染みついてしまっているので、ものをよく考えないまま今に至ってしまっている!という焦燥感を持っています。「右脳系思考」をキーワードにいろいろと取り組んでいけば、きっと、より幸せな未来を生きていけるんじゃないかなー、と想いつつ、幸せとは?という永遠の命題に思考はさまよい続けるのでした。

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