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資本主義と自由

『資本主義と自由』ミルトン・フリードマン(1962年)村井章子訳 日経BPクラシックス(2008年4月新訳)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

BOOKLOVERSで高橋洋一氏が勧めていた政策についての名著。「社会保障に関する言及も非常に素晴らしい!」とのことだったので、妙に気になり、数ある積読本を飛び越して読みました。

50年も前の著作なのに、今もなお読み継がれているのは、きっと、本質的な概念ばかりだからだろうと思う。

バッサリ断言多数。「自由を重んじる立場からすれば、国による強制的な年金制度は、自由の剥奪であり、コストばかり大きく、得るところがほとんどない制度である!」などなど。

「年金というものは、非常に専門的でややこしく、素人では判断がつかないことが多い。運営は専門家に任されているため、社会保険庁のような政府機関を議会がきちんと監督するのはまずもって不可能。」・・・。おっしゃるとおり!ほんっとに年金は専門的で超ややこしい。社労士試験では、年金の科目が一番難しくて、大変でした。改正、改正、抜本改正、また改正。改正による経過措置、特例etc、社保庁の職員で、しっかり理解出来ている人は、絶対に半分もいないはず!今の日本のずさんな社会保険庁の姿が、ありありと予見されていました。

そのほか、政府がするべきではないリストのひとつに「郵便事業」があったので、小泉・竹中両氏の顔がちらちらして、笑えました。

タイトルだけ見ると、少々ビビりますが、非常に分かり易い1冊でした。

私も、政策について(特に社会保障政策について)何か自分なりの意見を持ちたいと思うので、良い考え方の指針になりました。

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