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ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ

『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ ハイテク海洋動物学への招待』佐藤克文(2007年8月)光文社新書

福岡伸一さんのオススメ本。(というだけで手にとってしまう・・・)

今年の講談社科学出版賞の受賞作。(福岡さんも受賞歴アリ)

海の中の動物のことを、いったいどうやって研究するのか?

ここ数年で、画期的な追跡機「データロガー」を使うことによって、ペンギンたちが海の中で、さまざまな賢い活動をしていることが手に取るように観察できるようになったそう。

科学の現場のことを、観測基地での食事についてのエピソードなども織り交ぜつつ、ビビットに紹介してくれています。

ペンギンの生態がわかったからといって、別に何かの役に立つようなことはないけれども、今まで知らなかったことを知る。その喜び。

それにしても、この分野では、教科書を書き換えるような新発見が相次いでいる模様。新しい本は、やはり読まないといけない。私が中学校や高校で習ったことは、もう過去のものだ。

それから、最後の研究者をめざす人へ向けた一文がとても素敵でした。

「求む男女。ケータイ圏外。わずかな報酬。極貧。失敗の日々。絶えざるプレッシャー。就職の保障なし。ただし、成功の暁には、知的興奮を得る。」

この言葉に絆されて、いったい何人の若者が海洋生物学へ入門するのでしょうね。

ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待 (光文社新書 (315))

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