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できそこないの男たち

『できそこないの男たち』福岡伸一(2008年10月)光文社新書

『生物と無生物のあいた』がベストセラーになった福岡さんが、こんどは「男と女のあいだ」について書いてくれました。発売前から、とても楽しみにしていました。

全く期待を裏切ることなく、面白すぎでした。感動しました。
エンタメ小説を読んだときの涙を流すような感動ではなく、新しい視点を知れたことによる感動です。

もし、書店が私に手書きPOPを書かせてくれるのならば、
「知的な下ネタ!」と書きたいです。

染色体についての教科書の記載は面白くもなんともないけど、福岡さんの語り口は、100倍面白い!
なぜ、そのときそのような知識が求められたのかという切実さや、染色体発見の背景が、プロジェクトXのようにドラマチックに著されています。
だから、福岡さんが多くの読者に支持されるのだと思います。

福岡さんの著作を読んで、いつも感じるのが、表現力の素晴らしさです。
もちろんコンテンツそのものが面白いのですが、日本語としても、とても素晴らしい。
表現の、ひとつひとつが正確で適切で、過不足が無い。
用いられている比喩が分かり易いし、詩や名画の引用も素敵です。
生物というより、国語の教科書に載っていいはず!

勝間さんのインターネットラジオ「BOOK LOVERS」のゲストが、今週は福岡さん。
今週、私は、福岡伸一WEEKです♪




できそこないの男たち (光文社新書 371)

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